最高技術責任者 中安祐太

東北大学学際科学フロンティア研究所助教。静岡県伊豆の国市出身。

東北大学大学院環境科学研究科修了(2018年)。博士号取得後、東北大学多元物質科学研究所助教を経て現職。

宮城県川崎町でベーシックインフラを備えたエコビレッジ(百の里)の構築を目指す。

「私たちは何のためにお金を得るのか? 生きるためである。では、生きるために私たちは何にお金を使っているのか? お金の行き先を詳しく見てみると、約1/3は、「食料・水道」、「光熱(エネルギー)」に費やされる(生命保険文化センターHPより)。私は、これらを購入するのではなく自給することによって、カーボンフットプリントの低減や、ライフラインの保証がもたらされると考えた。これを私は、「ベーシック・インフラ型社会」と呼ぶ。しかしながら、食料とエネルギーの自給生活というのは、これまで依存的であった生活を一部自立的な生活に戻すことであり、障壁が大きい。そこで私は、都市に会社のあるサラリーマンでも参入可能なエコライフスタイルを提案し、自らの身で実践していくことを決意した。仙台市の隣に位置し、里山と水資源が豊富な宮城県川崎町に住居を構え、地域コミュニティの一員として生活をしながら、食料とエネルギーを可能な限り自給し、大学ではエネルギーを地域で自給するための技術的な課題解決のための研究を行う。(「東北大学 学際科学フロンティア研究所」のHPより抜粋)」